全銀フォーマットの120バイト・Shift_JIS・改行
全銀ファイルは、見た目が同じでもバイト数、文字コード、改行、項目の埋め方が違うと取り込めません。120バイト固定長の意味と、作成・確認時に迷いやすい点を整理します。
「120文字」ではなく「120バイト」
全銀協標準の固定長ファイルでは、ヘッダー・データ・トレーラ・エンドの各レコード本体を120バイトとして扱います。文字数だけを数えると、全角文字や想定外の文字コードによって実際のバイト位置がずれることがあります。
Zengin Fileは文字列全体を見た目だけで区切らず、元のバイト列を保持したまま各レコード・項目の絶対バイト位置を表示します。
Shift_JIS / CP932と使用文字
対応するファイルはShift_JIS / CP932を前提とし、項目ごとに数字、英大文字、半角カナなどの条件を検査します。UTF-8で保存したテキストや、全角カナ・全角記号を混ぜたデータは、レコード長や文字種のエラーにつながります。
- 数字項目
- 指定桁数に合わせて右詰めし、必要な位置をゼロで埋めます。
- 文字項目
- 指定桁数に合わせて左詰めし、残りを半角スペースで埋めます。
- 名称
- 項目ごとの許可文字に合わせ、半角カナ・英数字・許可記号を確認します。
改行コードは120バイトの外側
CRLFを付ける場合、レコード本体120バイトの後ろに2バイトの改行が続き、ファイル上は1行122バイトになります。LFは1バイトです。改行なしで120バイトのレコードが連続するファイルもあります。
「1行が122バイトだから誤り」とは限りません。検査時は改行を分離し、レコード本体が120バイトかどうかを確認します。
4種類のレコード
| レコード | 主な役割 |
|---|---|
| ヘッダー | 種別コード、委託者・振込依頼人、指定日などファイル全体の情報 |
| データ | 振込先・預金者、口座番号、金額などの明細 |
| トレーラ | 明細の合計件数・合計金額などの集計 |
| エンド | ファイルの終端 |
各レコードの項目配置は、対応フォーマットと5つの形式別ページで確認できます。
標準仕様と取込先仕様を分けて確認
金融機関や業務システムによって、改行、未使用項目、ファイル名などの扱いが追加指定される場合があります。標準の120バイト構造を確認したうえで、取込先が案内する最新仕様も照合してください。
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Beta版です。検査・生成結果は、実際の取込先で必ず事前に確認してください。